6/12「水平線の歩き方」2011 [キャラメル風味]
6/12
演劇集団キャラメルボックス2011ハーフタイムシアター「水平線の歩き方」
at サンシャイン劇場
を観る。
6/11の夜公演を見た後、この「熱さ」を味わいたくて、もう一度最後に
見たくなった。劇場を出たところにある「空席状況確認のコーナー」を見上げると
明日は。。。「△」。こりゃ、そのまま予約だな。
ということで、そのまま予約して、1階席後方(21列目下手より)で観劇。
もう一度観たかったよー。
何とかいけないかなぁ、と画策している自分がいます。
(だから、公演は今週までだってばぁー:(笑))
以下、ネタバレが嫌な方は、続きを読まないよーに。(あらすじ)
社会人ラグビーの選手である幸一が深夜部屋に帰ると、そこには
6年生の時になくなった母親がいた。なくなった時のそのままの姿で。
いぶかしみながらも、問われるまま、母が亡くなってからのことを語る。
母との二人暮らしだったため、母の弟夫婦と一緒に暮らすことになる。
おじ・おばには迷惑をかけられないと優等生を続ける中、出会ったのがラグビー。
そのおかげで、進学、就職、その後の社会人としての生活。恋愛。
すべてがうまく回り、順風満帆の生活。
が。
ひざの怪我から、引退勧告。
最後にもう一度。。。と強行出場した試合でケガ。
杖なしでは歩けない状況に陥り....。
----------------------------------------------
弟夫妻が、幸一に「一緒に暮らそう」と語る中で、彼は自分が父に見捨てられた
事を自覚させられる。
この時、彼は精神的にひとりぼっちになった。
自分が大好きなものがどんどん自分を置いていなくなってしまう。
これ以上、なくすわけにはいかない。
だから、一人で生きてかなくっちゃ。
小学生なりに、心の壁を作って自分を守ったんだ。
そうでもしなきゃ、ショックが大きすぎて生きていけなかったから。
そのまま、そういうものだと思い込み、大人になった。
そして、母の幽霊と会話をして気づく。
母は自分がいたから激務をがんばれたってことに。
おじさん・おばさんは本当に自分を息子としてみてくれてたことに。
親友は、ラグビーが僕の心の支えだと気づいてたことに。
恋人は、いつも自分を見つめて寄り添って支えてくれたことに。
自分は、決して一人じゃなかったことに。
一人で生きてくなんて誰もできやしないんだ、ってことに。
一人で生きてきたように見えて、実はいろんな人に支えられてるんだ、ってことに。
自分が周りと距離を置いても、周りはそこまで含めてわかって、接してくれたことに。
23年かかって、12歳で作った心の壁を少し壊した。
私は、最後の最後の方で麻美が告げるこの言葉がすき。
「ごめんね、幸一、あんたを一人にして。でも、あんたは立派に生きてきた。
今はもう一人じゃない。だから、信じていいの。あんたのそばにいる人たちを」
23年、そうやって生きていくしかなかったこともわかってて、
でも、これからはもっと肩の力を抜いて生きていいんだよ、って伝える言葉。
人は一人じゃ生きていけない。
改めて、周囲の人に感謝。
演劇集団キャラメルボックス2011ハーフタイムシアター「水平線の歩き方」
at サンシャイン劇場
を観る。
6/11の夜公演を見た後、この「熱さ」を味わいたくて、もう一度最後に
見たくなった。劇場を出たところにある「空席状況確認のコーナー」を見上げると
明日は。。。「△」。こりゃ、そのまま予約だな。
ということで、そのまま予約して、1階席後方(21列目下手より)で観劇。
もう一度観たかったよー。
何とかいけないかなぁ、と画策している自分がいます。
(だから、公演は今週までだってばぁー:(笑))
以下、ネタバレが嫌な方は、続きを読まないよーに。(あらすじ)
社会人ラグビーの選手である幸一が深夜部屋に帰ると、そこには
6年生の時になくなった母親がいた。なくなった時のそのままの姿で。
いぶかしみながらも、問われるまま、母が亡くなってからのことを語る。
母との二人暮らしだったため、母の弟夫婦と一緒に暮らすことになる。
おじ・おばには迷惑をかけられないと優等生を続ける中、出会ったのがラグビー。
そのおかげで、進学、就職、その後の社会人としての生活。恋愛。
すべてがうまく回り、順風満帆の生活。
が。
ひざの怪我から、引退勧告。
最後にもう一度。。。と強行出場した試合でケガ。
杖なしでは歩けない状況に陥り....。
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弟夫妻が、幸一に「一緒に暮らそう」と語る中で、彼は自分が父に見捨てられた
事を自覚させられる。
この時、彼は精神的にひとりぼっちになった。
自分が大好きなものがどんどん自分を置いていなくなってしまう。
これ以上、なくすわけにはいかない。
だから、一人で生きてかなくっちゃ。
小学生なりに、心の壁を作って自分を守ったんだ。
そうでもしなきゃ、ショックが大きすぎて生きていけなかったから。
そのまま、そういうものだと思い込み、大人になった。
そして、母の幽霊と会話をして気づく。
母は自分がいたから激務をがんばれたってことに。
おじさん・おばさんは本当に自分を息子としてみてくれてたことに。
親友は、ラグビーが僕の心の支えだと気づいてたことに。
恋人は、いつも自分を見つめて寄り添って支えてくれたことに。
自分は、決して一人じゃなかったことに。
一人で生きてくなんて誰もできやしないんだ、ってことに。
一人で生きてきたように見えて、実はいろんな人に支えられてるんだ、ってことに。
自分が周りと距離を置いても、周りはそこまで含めてわかって、接してくれたことに。
23年かかって、12歳で作った心の壁を少し壊した。
私は、最後の最後の方で麻美が告げるこの言葉がすき。
「ごめんね、幸一、あんたを一人にして。でも、あんたは立派に生きてきた。
今はもう一人じゃない。だから、信じていいの。あんたのそばにいる人たちを」
23年、そうやって生きていくしかなかったこともわかってて、
でも、これからはもっと肩の力を抜いて生きていいんだよ、って伝える言葉。
人は一人じゃ生きていけない。
改めて、周囲の人に感謝。
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