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2014/4/12 シネマ歌舞伎「蜘蛛の拍子舞/身替座禅」 [見ました]

2014/4/12 シネマ歌舞伎「蜘蛛の拍子舞/身替座禅」@ミッドランドスクエアシネマ
を見る。

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これの右上が今月の上映対象ですね

去年末、名駅に映画を見に行く途中の先輩と栄で
ばったり出会って。
「映画見る前にグッズを先に買っておこうと思うんだ」
というわけで、ミッドランドスクエアシネマへ。
その時にシネマ歌舞伎のチラシを見て取っておいた。
(5月の「大江戸りびんぐでっど」がとっても見たくて)

「あ、4月や!!」と慌てて上映時間を確認。
今月の「身替座禅」も気になってたんですよね。
でも、月イチ歌舞伎って、上映期間が一週間。
平日の夜の時間帯は上映しないことが多いので、
予定をやりくりして土日のどちらかで調整。


今回の演目は二本立て。
実際に歌舞伎を見るときはイヤホンガイドが欠かせない人なので、映画館でガイドなしに
見るのは厳しいと思っていたのですが、「身替座禅」は別。

狂言の「花子」を基にした演目なので、話の大筋は(狂言の演目として)頭の中に入ってる。
それになんといっても!
勘三郎さんの“歌舞伎座さよなら公演“ですから。

二本立てのうちの1本目は。。。えーっと……。
舞が中心と言うことで、まぁ、よくわからんかったら寝ちゃおう、という開きなおり。。。(^^;


開場15分前に映画館に着いたら、大混雑。
アナと雪の女王がかなりの人気で空席わずかの状況でした。。。

演目が変わるということで間に休憩が入るのですが、休憩後、隣のお客さんがぼそぼそしゃべり声が。。。
あのね、ここはご自宅じゃないの!と思い、二度目には隣をにらみつけてしまった。。。

休憩を挟むときには「上映の注意」を再度流してほしいな、と思うのでした。


さて、内容・感想等は、続きを読む、で。

蜘蛛の拍子舞の方は、すみません。
途中、寝オチしました。。。気づいたらクライマックスちょっと前でした(^^;
ので、感想等は控えるということで。。。

(あらすじ) 山蔭右京(勘三郎)が、奥方(坂東三津五郎)に「持仏堂で一晩座禅を組んで修行する」とうそをつき、 恋人の花子に会いに行く。怒るとこわーい奥方にばれないように太郎冠者(市川染五郎)を身替りにしたが、 奥方にバレてしまう。それに気づかず、恋人の家から千鳥足で戻り……。


「花子に逢える♪」とうきうきした主人を演じる勘三郎の、もう嬉しそうなこと嬉しそうなこと、
花子の家から帰ってきて花道を千鳥足で歩く勘三郎、嬉しそうなこと嬉しそうなこと。
(だからこそ、身替りがバレてることに気づいてる観客はもうね、
「ああぁぁぁぁ、これはまずいよ、ただじゃすまないよ、きっと!」って感じになるんです。)

これが見れただけで私には十分。
もちろん、この家に仕えるのは大変だろうなぁと思わず同情してしまう、染五郎さんの振り回されっぷりにも
笑いました。

圧巻なのは、三津五郎さんの奥様。
思わず「ツノ生えてるよー!」と言いたくなってしまう!(笑
奥様が座禅をしているのに気づかず、花子との一夜がどれだけ楽しかったかをとうとうと語る勘三郎さん。
そりゃ、ツノも生えますよ、普通に!

で、そこまで語ったにも関わらず。
身替りが奥様だったことが分かって

「あなた! どこにいってきたの! 言いなさい! 言いなさい!!」
「……歌舞伎座のさよなら公演を見に……」

ほんとに楽しいお芝居でした。
やっぱり、これは生で見たかったなぁ~。

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