SSブログ

氷菓 -読書会ワークシート- [読んでみました]

==QuizKnock読書会(5月)に向けて

今月の課題図書は「氷菓/米澤穂信」。

実際に書店に行って購入したんだけれど、
直木賞受賞者のデビュー作ということで、書店でも黒牢城の近くに
ひっそりおいてあった。

もともと、舞台(モデル?)となった飛騨高山が地理的に比較的近い、ということで
 アニメ化されたといっては書店で平積み、
 映画化(?)といっては書店で平積み、
と、よく目にした本。

でも、難しそうだったし、なんといっても
「推されてるとあまり手に取りたくない」という天邪鬼な性格なので、
手に取ることもないままでした。

初めて読んだ、というわけではないけど、初めて作者を意識して手に取った米澤穂信さんの作品です。



【感想】
---------------------------
なんか難しいような気がして今まで読まずにいたが、一気に物語のなかに引きずり込まれた。でも、一番の驚きは発行後20年経っての今もまだ重版を重ね、71刷となっていたこと。読み継がれる名作というのも勿論だが、知っている読者だけでなく、新たな読者を常に引き入れることのできるそんな力を持った作者だということなのだろう。
---------------------------


読書会シート

「氷菓/米澤穂信」
-------------------------------------------------------------------

誰が 何をする 話? 

 引きこもり系の主人公が 友人と 日常に潜む謎をとく話

クライマックスは?

 主人公が今ある断片的な事実をまとめて、大きな事実を導いたこと

気になったところ

 よくよく考えると主人公が老人と言われてもおかしくないほど悟りを開いてるなぁと。
 
 でも、やっぱり、奥付にあった「71刷」。
 71刷は令和4年の話なので、今も「読みたい!」と思う人がいるということ。
 初版から数えて約20年。その間、消えることなく、話題になり続けたのは
 この作品が持つパワーと、作者の筆力のなせる技だと思う。
 

 
 

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。