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老人と海 -読書会- [読んでみました]

==QuizKnock読書会に参加して

今月の課題図書は「老人と海/ヘミングウェイ」。

読書会に参加して、それを受けて感想をまとめてみたものの、
2時間かかってもまとめきれず、時間切れ!



感想

「老人と海 / ヘミングウェイ」
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こんな状況を体験すると、普通の人なら心が折れそうなものだが、
私は「老人は明日も変わらず、漁に出るんだろうな」と感じた。

とはいえ、老人が鋼のメンタルを持っているわけでもないし、
絶望しなかったとも思わない。

老人は口に出すと幻になると考えるタイプだし、
「人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない」って
言葉さえ、口に出したということはそれほど信じてなかったと思う。

だが、(結果としてはサメに食われて無になり、打ち砕かれるが)
カジキとの勝負で負けなかったことで
「力やお金がなくとも、知恵や経験などのスキルを使った
 老いたなりの戦い方が通用する」という自信と経験ができた。

これが、老人にとって2つの意味で新たな希望となったのでは、
と考えている。

1つ目は、自分自身に対する希望。
自分の持っているものを総動員すれば大きなカジキとも戦える。
つまり、まだまだ若いものには簡単には負けない、という思い

2つ目は、マノーリンへ教えられることが自身の中で明確になったこと。
サッカーのベテラン選手が若手に教える感じで
技術や感覚、経験を次世代に伝えようという思い

未来に明るい希望を持っていれば、心は折れにくい。

明日も変わらず漁に出るのだろうが、
変わらないことを繰り返す日々の中、その心持ちは少し変わって、
未来への希望を持って漁に出るのだと思っている。


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